新年の御札


「健全な家庭は、まず神まつりから」
 

正月は日本人にとりまして最も身近な年中行事の一つです。新年を迎えるに当り、新しい御札を取替えることにより、家内安全と繁栄、そして、尚一層のご利益を頂くためです。神棚に飾る御神札は、神宮大麻(伊勢神宮の御神札「天照皇大神宮」)、地域の神社(氏神さま)の御神札、年徳としとく神像じんぞう(お正月様・ご神像様)で、一年をお護りして頂くものです。特に年徳神像(お正月様・ご神像様)は、全国各地の中でも特に宮城県の残っている古くからの風習で、仏教伝来に伴い奈良時代からの神仏習合の影響により、神様を神の姿をもって表したものです。
また、古い御神札・御守・松飾等は「どんと祭(1月14日)」に納めます。神社で行われる「どんと祭」は清浄な火で焼納され、感謝の心をもって御神火の力を頂き、今年一年の安全と無病息災等を祈ります。

*熊野神社・賀茂神社では、12月中旬より新年の御札を授与しております

≪ご注意ください!≫
スーパー等のお正月用品のコーナーにある「お札」のようなものは、神社の「御神札」ではありません。伊勢神宮の御札、 年徳神像(お正月様・ご神像様)は、必ず神社からお受けしましょう。